サイバーエージェント、ユーザー投稿動画の配信サービスを7月に開始毎日インパクトのあるニュースに事欠かない最近だがこのニュースは私にとって大きすぎる衝撃だ。
そろそろ大手のメディアが参入してくるだろうと思っていたがまさかCAがいち早く参入するとは!
既にYahoo!動画と連携しているTVバンクは投稿型サービスの参入を発表していたが明らかにブログサービスやSNSで他サービスに水を開けられている同社が参入したところで急激な変化はないだろうと読んでいた。
しかしCAの参入はわけが違う。CGMとして君臨するAmebarBlogと100万人を超えるユーザー、そしてネット広告業界シェアNo.1の売上をたたき出す強力な営業部隊と自社メディア。これは天地人を揃えたも同然に見える。日本ではイマイチブレイクしていない動画投稿サービスのユーザー数を飛躍的に伸ばすかもしれない。
しかしながらAmerbarBlog同様、ビジネスとして収益を生み出す程になるにはかなりの時間を要するだろう。
まずは収益力の問題。
いかに業界屈指の営業力を持つCAとはいえ、この事業をいきなり広告収益を上げることは困難だろう。AmebarBlogもまだまだ運営をまかなえるほどの広告収益を得てはいない。私見だが将来的にはかなり大きな収益を得るサービスとなるだろうが、単体事業としてはしばらく厳しいかもしれない。
そしてコストの問題。
動画サービスはトラフィックの負荷が非常に大きい。
YouTubeは1ヶ月あたり1億2000万円のコストをかけているという。もちろん、そこまでのコストにはならないであろうがユーザーが増えれば増えるほどコストは垂れ流しの状態となる。恐らくCGVを中心としたサービスであるので、YouTubeと同様にFLVのダウンロード型配信であろう。
おちまさとさんの
TokyoOchimasatoRadioで使用している
FLVメーカーからOEM提供を受けるのか、はたまた過去にジョイントプロモーションを行った実績のある
FlipClipだろうか?
いずれにしてもこの辺の新興事業者ではトラフィックをまかなう回線はないであろうから大きな投資が必要になってくるはずだ。
だが、それでも個人的にはこのサービスには期待をしたい。
恐らくネット関係者は上記の理由で否定的な人が多いだろう。私もそう思うがあえて応援する。似たようなこと考えてたし。
また、CAが行う意味を考えるとどこよりも成功の可能性が高いと思う。天地人がそろっているのだ。全てそろっているところはそうはないだろう。
何より今年になって各広告代理店が様々な取組みを行っているCGMを利用したバイラル広告市場を促進させる大きな可能性がある。
既にイギリス市場で40億円市場となっているバイラルCMは比較的、早く導入が進むかもしれない。同国では
バイラルチャートが大きく市場を席巻しているようだが日本国内では無本位にコンテンツがばら撒かれることを広告主やその他権利者が好まない。
しかし、アメブロの中の属性を抜き出して効率的に配信、または行動ターゲティングを行う等で現状の動画広告よりも大きなバジェットを生み出すことができる。
また、マイクロアドと動画内のメタデータを連動させたマッチング広告など様々な展開が可能だ。
会社や事業は立ち上がっているものの、本格的なビジネスにするのに手を拱いている状況に一石を投じるのではないだろうか?
とにかく滅茶苦茶羨ましい!!思わず文章に素の自分が出てしまうほどに!
7月が待ち遠しい。