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「近江商人 JINBLOG」の上原さんや「ちょーちょーいい感じ」の保田さんが主催されているRTCカンファレンスに初出席です。


Podcastを行うということで急遽、押しかけでお手伝いさせていただくことに。失敗はできないのでかなり緊張しましたがなんとかちゃんと取れていました。Podcastはお二人のブログから配信されると思います。

今回のテーマは梅田望夫さんの「WEB進化論」について。


この本、発売日に手に入れて2回、3回と目を通していますがなかなかブログに取り上げることができませんでした。相変わらずの筆不精と言うこともありますが本の中身は非常に理解しやすくむしろ大きな感銘を受けたのですが何かモヤっとしているところがあって、そのモヤっとしたモノがなんなのか解らないという感覚がありました。

今回カンファレンスに出席してみてその感覚が何なのか認識できた点がいくつありました。

まず、あちら側のビジネスでどうやって儲けていくのかという点。
GoogleやAmazonの例が良く取り上げられWeb2.0が持ち上げられていますがこの2社以外で収益を出しているところってあるのだろうか?GoogleMAPはAPIを公開して様々な面白いサービスが立ち上がっているがどう収益につなげるの?などの意見がありました。

私もこの思いは感じていました。情報の連動性を持たせるということでWeb2.0はユーザーにとって非常に使いやすく、面白い有益なサービスが多いと思いますが収益が広告モデルでしかない。
そしてその広告モデルが成り立っているのはGoogle、Overture、Amazonくらい。こぞってWeb2.0を追いかける姿はどうなんでしょう。

そういった議論の中で既存のビジネスモデルのニッチなニーズが増えるチャンスもあるのではないかという「こちら側の逆襲」という意見もありました。この言葉が恐らく参加者の皆さんに一番印象に残ったのではないでしょうか?
むしろウェブ進化論ではその辺の危険性を説いているんですよね。


それと富の再分配は本当なんだろうか?という点。
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20060322/p1
梅田さんのブログで取り上げていた「表現者として飯が食えるか」は非常に興味深い。

とある専門家が決意の基にAdSense等で月額70万円ほど稼いでいるということを富の再分配の事例としてあげていますがそれに対してdiary.yuco.netさんでこれもまた興味深いエントリーをしています。
「文章によるネット上の表現」と「儲かるアフィリエイトサイト」は別物ではないか?

これらの記事を見て思ったのが冨の再分配においても格差が生まれるという疑問。
ウェブ進化論で世界で、発展途上国にも富の再分配が行われる可能性があるとの行がありましたがそこにも当然競争はあり、むしろ高いリテラシーを持つホワイトカラー層にその富が集中することになるのでは?

などなど、取り上げると話が尽きないくらいいろいろな思考が生まれました。

自分の考えをまとめたいと思って参加しましたがウェブ進化論で語られているテーマは壮大で一朝一夕に私のような人間が理解できるものではなく、そこから生まれる様々な論点についてそれぞれに深堀して考える機会を与えてくれたことが大きな成果でした。


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