ぐるなび みんなの口コミが始まった
http://kuchikomi.gnavi.co.jp/CGMサイトが隆盛である中、ぐるなびがこの分野に足を踏み入れざるを得ない状況であるのは察して余りある。
ぐるなびのトラフィックはそれまで右肩上がりであったが、昨年の年末をピークに減少傾向にある。
仮説に過ぎないがレストランを探すという行為においてはぐるなびを使わずに、レビュー情報があるCGMを利用する機会が多くなってきているのではないだろうか?
グルメ系のCGMのサンプルとして
食べログのトラフィックを見てみると“ぐるなび”とは対照的に増加傾向にある。
右肩上がりとまではいえないがCGM系の
グルメサイトが成長している事は実感できる。恐らく、Yahoo!
グルメやlivedoor
グルメも同様ではないだろうか?
そう言えば自身の
グルメサイトの活用法方が以前とだいぶ変わっている。以前は“ぐるなび”で地域やカテゴリから検索をしていたが、現在はちょっとレベルの高い店を探す場合は食べログで評価情報、レビューを確認して決断、決断した店のクーポンを“ぐるなび”で取得する。手ごろなレベルの店はYahoo!
グルメで同様の行程を一貫して済ませてしまう。“ぐるなび”のみの利用は名前を知っている店、一度行った店を調べるとき以外は無くなった。今の今まで気が付いていなかった。
私の利用方法はいささか極端なのか。実際に“ぐるなび”の売上はどうなのであろう。
http://www.gnavi.co.jp/company/release/2006/060810_4.pdfhttp://www.gnavi.co.jp/company/release/2006/060810_3.pdf顧客数は横ばいだが価格改変による客単価の増大で売上は増加したとの事。実質の成長は止まっているとも取れる。
これだけで判断するのは早計かもしれないがこの分野にもweb2.0というパラダイムシフトの影響を受けていることは間違いない。
そして、懸念事項ばかりで恐縮なのだが“みんなの口コミ”は期待する効果をもたらす事はできるのであろうか?
効果とはコミニティを活性化させトラフィックを集めて“ぐるなび”の本体サイトに集客することに他ならない。しかし、他のCGM系
グルメサイトと比較して決定的に足りない要素がある。店舗を評価する機能が無いのである。レビュー情報を有力することはできるものの、☆で評価できるような機能が無い。口コミの良いところはみんなの評価を数値化して参考にできることである。レビューの数だけでは正確な情報を図ることは難しい。評価情報と言う選択に欠かせない要素が無いことは片手落ちである。“ぐるなび”の既存ユーザーは利用するかもしれないが新たなユーザーを獲得できるかは疑わしい。
しかし、“ぐるなび”は評価情報をつけるわけにはいかない。なぜなら評価情報を載せることにより、高評価の店は更なる集客が期待できるが低評価は確実に客離れを起こす。広告費を払って客が逃げていったと言う自体を作りかねない。“ぐるなび”も難しいところだろう。察して余りあるのだ。
では“ぐるなび”の次の一手をどう打つべきなのだろうか?
危険ではあるがコミニティの活性を重視するのであれば“みんなの口コミ”に店長ブログ開設機能を実装してユーザーとのコミニケーションを図らせる施策はどうだろうか?
または別の収益源としてwebによる予約システム兼、店舗売上管理機能ASPを現在の顧客に販売するのはどうだろうか?
もう少し言及したいが長くなったのでこれまで。